本気で就職したい学生が書くブログ

就活を制すため、日々ニュースの時事ネタなどを書いていきます!

知っているではなくその先を考える

就活生にとって重要なことは、「どれほど良い会社に採用してもらえるのか」はもちろんですが、それ以上に「採用してもらうこと」です。いわゆる「就職氷河期」と呼ばれていた時期と比べると大幅に状況は改善されているとはいえ、未だに数十件もの就活を行う人が後を絶ちません。中には百件を超える就活を経験してなお採用を得られないという人もいて、「就活ノイローゼ」に陥ってしまう人もいます。

一般的な大学生であれば、卒業までに多くの情報を手に入れることができます。学校で教わること、両親から教わること、友達から教わること、自然に身に付く社会のしきたりやルールなどを駆使していけば、基本的に採用されない道理はありません。しかし、現実的にそういう状況があるということは、「何かがずれている」または「何かが不足している」ということです。

よくある就活対策法としては、「ニュースを見る」「新聞を読む」といったものがあります。これらの目的は「情報を得る」ということであり、テレビ、ラジオや雑誌などを見ること自体に意味があるわけではありません。世の中にある情報収集の手段は多種多様で、特にここ数年は「インターネット」による情報収集が主流になっています。インターネットのニュースサイトなどを見ていれば必要な情報を得られる以上、別の媒体を利用する必要性が薄れてきています。

しかし、テレビ、ラジオや新聞とインターネットでは、明らかに異なる点が1つあります。それは、「情報の信ぴょう性」です。もちろん、いずれの情報も誤報や誤った内容を発信してしまうことはあります。しかし、その比率が圧倒的にインターネットが高いという意味です。

情報は「知っているだけ」では何の役にもたちません。「活用できる」となって初めて意味を成すため、知り得た情報を如何にして活用するのかを考えることが必要です。「知識を知恵に変化させることができるかどうか」を就活では評価されるわけであって、いかに情報収集ができているのかはほとんど評価されません。それが間違った情報であれば尚更です。

テレビなどで報道されている事件、事故、政治などの情報を一つでも多く把握し、「その情報を使ってどのような変化を起こすことができそうなのか」「自分にとってどういった影響を与えたのか」などを考えておくと、面接試験において質問を投げかけられたときに求められている回答ができる可能性が高まります。「知っている」で止めないことがポイントです。