本気で就職したい学生が書くブログ

就活を制すため、日々ニュースの時事ネタなどを書いていきます!

ニュースは雑学ではなく自分事として捉える

ニュースをただ知るために新聞などを読んでいても実はあまり意味がありません。ニュースを知ることは知識を蓄えることであり、それだけでは不十分です。大事なことは、そのニュースを知り、自分自身が何を思ったか、そして、そのことを就活の質問で問われた時にはなぜそう感じたのか、そうしたことを希望する企業、業種との関連性を絡めて答えていくことで、その業界に対する興味などを推し量ることができます。企業側がほしいのは雑学として知っているのではなく、いかに自分事として捉え、それをどのように仕事に結び付けていくかというプロセスを見ています。

就活の質問では、最近気になったニュースは何かという質問をされます。ほとんどの人は最近あった政治の話題などを口にしますが、それはあくまでも興味を持ったニュースであり、ほとんどのケースで希望する業種、業界とは関係ないニュースです。かといって、無理やりその業種、業界のニュースを調べ、それを言ったとしても、面接官自体があまり知らない場合もあります。そうなると、マニアックな感じになり、逆効果になるだけでなく、あなたに言われなくてもわかってるというような反応になってしまいます。そのため、取り上げるべき話というのは慎重に決める必要があります。

例えば、教育業界を志望する場合には少子化に関連するニュースがおすすめです。これならば、少子化を自分事として捉え、今後の少子化時代にどのようなスタンスで臨むべきかという意見を伝えることができます。すると、教育業界を志望する熱意というものが伝わり、どのような形で仕事に臨むのかというのがわかります。このように関連性を持たせたものであれば、面接官もイメージしやすく、それでいて的確な意見、常識的な感覚であれば、印象を上げることはできます。奇をてらった意見も賛否を生む意見も必要なく、常識的な感覚さえあればそれで充分です。

自分の意見をまとめるためには、新聞を何紙も読むことが大事です。すると、論調が新聞によって違うのがわかります。特定の新聞ばかり読んでると、この論調が正しいと思いがちですが、実際は新聞の数だけ意見が違い、多様な見方ができます。こうしたことを踏まえてニュースを知ると、様々な意見に目を向け、その中で自分の意見をまとめていくことになり、より説得力のあるものへとなっていきます。単に読むだけでは知識を蓄積するだけであり、知識を活用し可能性を見出すことが新聞を読み、ニュースを知る真の目的と言えます。