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どうなる出光?!

最近注目している出光のお家騒動。

昭和シェルとの経営統合にこぎつけようと1年、更なる動きを見せた。

出光は、同社発行済み株式の3割に当たる新株発行により公募増資を実施し、約1400億円を調達すると発表したのだ。持ち株比率を希薄化し、昭和シェルとの合併を早期実現するのが狙いだろう。実際に創業家側は「著しく不公正な方法による発行」と主張し、増資差し止めの仮処分を申し立てた。これに対し、経営陣は「明らかな誤り」と反論。

近年様々なお家騒動が世間を騒がせているが、資金調達の必要性が認められれば不当な目的が存在していたとしても不公正発行に当たらないとされた過去の判例が多いという。

経営陣は、資金調達を海外事業の運転資金や開発、投資に充てる為としている。

だが、最近は支配権争いでの第三者割当増資に裁判所は厳しい態度を示しており、会社支配権を巡る対立が存在することが明白なことから、第三者割当増資のルールが当てはまる可能性もあるというのだ。

一方で、闘争が先鋭化する中、出光興産はまた新たな動きを見せた。

有機EL材料関連の特許を、韓国大手・LG化学と相互利用する提携に合意したと発表。

両社の有機EL分野における協力関係を強化し、材料開発領域が拡大することで製品力と市場競争力を向上させるのが目的だ。

これに対し世間は、某大型掲示板では悲報と題し話題になっている。

「今のサラリーマン経営陣ダメじゃね?こりゃ創業家が反対するわけだわ」

「創業者の一家がこいつらにダメ出しをしてる理由がよく分かる こいつら目先の利益しか見てねえ」など、創業家側の肩を持つ意見が目立っている。不買運動を始める者も少なくはないだろう。

今回の増資に関しても、経営陣は『海外高機能事業の対応について』という資料を夕刻に配布すると伝えていたそうだ。これは完全な騙し打ちであり、合併実現のための強行突破といったところか。差し止めが認められず、合併が実現したとしても、現経営陣に対しての世間の目はかなり厳しくなってくるだろう。

創業家は出光に関わる全ての皆さんに対して、説明をするためにこういったサイトでちゃんと説明をしている

http://idemitsu-rinen.jp/archives/112

これは今まで支えてきた株主や、利用者、過去の経営陣、全てに対しての説明義務がいると判断しているのだと思います。

しかし今の経営陣は秘め事が多く私は好きになれません。