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お家騒動中?出光興産

最近、不倫のニュースや薬物乱用のニュースなどで円ためのニュースが世間をにぎわしていますね。正直どうでもいいですようね。同じゴシップでも僕が興味があるのは、日本の経済にもっと影響してくるような大きなニュースです。つまり経済関係のニュースです。

現在世界は戦争か否かの怖い状況。そんな中で、日本国内でも身内の戦争が起こっているようです。

最近では2015年大塚家具お家騒動、2016年は大戸屋さんのお家騒動、セブン&アイのお家騒動、クックパッドのお家騒動、ジャニーズ事務所のお家騒動、そして出光興産お家騒動などなど、去年は異常な数のお家騒動がありました。

お家騒動の内容で一番多い原因は「経営陣と創業家の対立」です。

その中でも僕が引っ掛かったのは出光興産のお家騒動です。

出光も騒動の原因は「経営陣と創業家の対立」であり、事の発端は出光の現経営陣である月岡隆社長らが、昭和シェル石油との合併に向けた協議を、創業家側にしっかりと同意を得ずに進めてしまったことから始まったようだ。

創業家側は2016年6月の株主総会で月岡社長など取締役の選任に反対したが、ぎりぎりで再任された月岡社長は、同年10月に合併の“無期限延期”を表明。

しかしながら月岡社長は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルから、昭和シェル株約31.3%を取得するなどと、合併に向けて着々と進めてきているようだ。

一方創業家側の出光昭介名誉会長は、この事態に真っ向から反対。

創業家保有する議決権比率を薄める狙いがあるのでは。昭和シェル石油との経営統合を実施した場合、出光の創業家側が保有すると主張する3分の1超33.92%の議決権比率が、約26%に低下する」と主張。

創業家側は、そもそも企業文化の違いなどから、合併効果が得られないとも指摘している。

現在は、創業家側が有利かと騒がれているようだ。

この話を聞く限り、「創業家軽視」と言われてもおかしくはないのではといったところが正直な感想。

創業家は申し立ての理由を「現経営者の支配権維持を主要な目的としてなされたものであり、著しく不公正な方法による発行である」としているようだ。

経営陣からすると、合併することでさらなる大きな金額を得ようという動きだったのかもしれないが、創業家からすると10年20年後の長い目で見たときの損得を考えているのではないだろうか。

どっちにしても、大株主の意向を無視しての勝手な行動だとすれば、確実に経営陣の敗北となるのでは?あまり事態を長引かせないで、日本の経済をどんどん引っ張って行ってほしいものである。